こんにちは!
助成金申請サポートの中小企業支援隊です。
さて、2026年に予定されている労働基準法改正に向けて、
現在、厚生労働省の有識者会議において本格的な審議が進められています。
今回は、企業実務に大きな影響が見込まれる改正ポイントについて、
現時点での最新動向をわかりやすくまとめてお届けいたします。
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■ 2026年 労働基準法改正の注目ポイント
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現在検討されている主な改正テーマは、以下の通りです。
① 労働時間の情報開示の義務化
・時間外労働、有給取得状況などの「見える化」
・企業ホームページ等での公表が求められる可能性
② 13日を超える連続勤務の禁止
・長時間連続勤務を防止する新たな規制
・シフト設計や就業規則の見直しが必要に
③ 勤務間インターバル制度の義務化検討
・退勤から次の出勤まで一定の休息時間を確保
・勤怠管理の仕組み整備が必須に
④ 副業・兼業時の労働時間通算ルールの見直し
・割増賃金計算ルールの変更検討
・健康管理と労務管理の分離運用へ
⑤ 年次有給休暇取得時の賃金計算ルールの変更
・特に時給制・シフト制企業への影響大
⑥ 法定休日の明確化の義務化(新設予定)
・就業規則などで「法定休日」を明確に定める義務が設けられる予定
・法定休日と法定外休日の区別が不明確な場合、割増賃金トラブルに発展する可能性
⑦ 法定労働時間「週44時間」特例の廃止
・特定業種・従業員10名未満事業場に認められている週44時間特例が廃止予定
・今後は週40時間を超える労働は原則すべて時間外労働に
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■ 企業が今から準備すべきこと
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今回検討されている労働基準法改正は、
まだ「確定情報」ではなく、あくまでも現在審議中の内容です。
ただし、方向性としてはほぼ固まりつつあり、
制度が変わる前提で動き出す企業が増えているのが実情です。
検討されている主な改正内容は、
・14日間以上の連続勤務の禁止
・勤務間インターバル制度の義務化
・法定労働時間「週44時間」特例の廃止
など、いずれも「労働時間管理の厳格化」がテーマとなっています。
これらが実際に施行されると、特に中小企業では
・人材不足のさらなる加速
・シフト調整や勤怠管理の複雑化
・管理コストや人件費の増加
といった影響が出てくる可能性があります。
「人が足りないのに、働かせられる時間は減る」
「管理は厳しくなるのに、現場は今まで通り回さないといけない」
そんな状況になる前に、
今のうちから職場環境の整備や体制づくりを進めておくことが重要です。
そこでぜひ活用したいのが、国の助成金制度です。
労務管理体制の整備や働き方改革の取り組みは、
助成金の対象になるケースも多く、
「どうせやるなら、国の制度を上手に使って進めよう」
という企業が増えています。
法改正はまだ予想段階とはいえ、
準備を始めるのは早いほど有利です。
これからの制度変更に備え、
助成金をうまく活用しながら、
ムリのない形で職場づくりを進めていきましょう。
