先輩社員の声

※部門や職種、インタビュー内容は2022年4月当時のものです

事務
大北 康平

KOHEI OHKITA

Profile

勤続:約4年

前職:不動産会社の事務

大北 康平 | 株式会社中小企業支援隊

現在の仕事内容を教えてください

私が担当している助成金は「正社員転換」と「育休・産休」関連です。最初は「正社員転換」だけでしたが、仕事に慣れてきたこともあり「育休・産休」関連の助成金も担当するようになりました。
どちらも仕事内容としては、労務書類のチェックや申請書類の作成が主です。お客様とのやりとりは主にメールですが、細かなことは電話で直接お話しさせていただくこともあります。
申請の要件について不明点があれば、審査をする助成金センターに確認します。最終的には審査側の判断になりますので、わからないことは全部訊くようにしています。

どんなことを心がけていますか?

「正確性」と「丁寧さ」が重要。

助成金の事務は正確性と丁寧さが求められる仕事ですので、慣れた作業であっても毎回手順を確認してから取り組むようにしています。
私自身、小さなことでも何か疑問が生じたときは答えがわかるまで調べるタイプのため、自分の適性に合った仕事ができていると思っています。

自分なりに工夫していることはありますか?

助成金センターに問い合わせる時の“訊き方”をあれこれ工夫してみています。これはいけるかいけないか、はっきりしない件については審査側もはっきりとした回答は避けますので。予め複数選択肢を用意して消去法で答えてもらうなどして、なるべく答えに近づけるようにしています。

大北さんにとって、この仕事のやりがいとは?

会社の事業内容、それ自体に「やりがい」を感じています。

お客様が助成金を活用されることで、労働環境の再認識や改善を促していけるという面でやりがいがあると感じています。

我々が扱う助成金は厚生労働省管轄の助成金ですので、国が定めた労務管理の基準を満たす必要があります。実際に助成金が支給されるということは、その基準を満たしているということになるわけです。

ただ、中小企業で完璧に労務管理ができている会社さんはそう多くはありません。労務の法的ルールも細かく改正されていきますので、最新のルールを知らなかったという経営者様も当然いらっしゃいます。そこも我々が労務書類を確認した上でお伝えしていく必要があるんですね。最終的にどうされるかはお客様次第ですが。

要は、助成金は労働時間であったり賃金の規定であったりを見直す機会にもなるんですね。お客様の会社のためにも従業員さんのためにもなるので、やりがいがあると思っています。

仕事で嫌だと思うことはありますか?

居心地の良い職場。特に嫌なことは無し。

特にないですね。ルールに照らし合わせて細かなことをチェックするのは苦ではないですし、職場の居心地もいいですし。
あえて言うなら、我々の業務は法律がベースになるので、法改正に仕事量が左右されるというのはあります。助成金のルールが変わったり新しい助成金がスタートする時期は仕事量が増えます。
それは別にしても、私の場合、担当する助成金の種類が増えたこともあって普段から仕事量が多めなので、早めに人を増やしてもらえたら嬉しいですね。

大北さんから見て、社長はどんな人ですか?

明るい人だと思います。社長とプライベートな話をすることはあまりないですが、社長にも営業としてお客様とのやりとりをしてもらっているので、私が聞きたいこととか、あるいはお話ししておかないといけないこととか、ちょくちょくやりとりはしています。

コンサルタントなら、どんな人に向いていると思いますか?

お客様に真摯に向き合える人。

あくまで個人的な意見ですが、数字を追うことを最優先にする人よりは、真摯にお客様に向き合える人の方がいいかなと思いますね。
助成金を受給するにはいろいろな要件をクリアする必要がありますし、お客様にとってデメリットというかリスクも多少はあるので、そのあたりもちゃんと伝えることが大切だと思うんです。先ほど説明した労務関係のことも含めて。
いざやってみてダメだったとなればお客様をがっかりさせることになりますから。

私は事務ですので、書類に不備がないようにお客様に対して「これはOKです」「これはダメです」と言わざるを得ないですが、コンサルタントにはその前段階での「いける・いけない」のラインがあるんですね。経験が少ないうちは、そのラインを見極めるのが難しいところだと思います。
ただ、基本的にはちゃんと説明してお客様のニーズに合った提案をする姿勢が大事だと思いますね。

あとは、基礎ができてからの話ですが、助成金は年毎にルールが変わっていくものですし、新しい助成金も出てくるので、常にアップデートできるようにアンテナを張っておくことも大切です。これは事務にも言えることですが、変化を嫌がるより楽しめた方がいいですね。

一日のスケジュール

9:00出社
メールチェックと作業の期日が近い書類が無いか確認。
メールの回答、労務チェックや申請書類作成
完成したら、提出日の予定調整。提出が完了したものは請求書作成
14:00昼休憩
午前中の仕事が残っている場合はその続き。完了してる場合は別の仕事に取り組む。
19:00退社
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